五島製麺について
1.五島製麺の歴史
五島製麺は、昭和23年(1948年)に長崎県で五島義光氏が創業しました。麺ひと筋にこだわり続ける麺専門メーカーとして、長崎県内にとどまらず全国的にもその名を知られています。「麺を育む、麺と生きる」を合言葉に、食の安全安心のもと、長崎特産のちゃんぽん麺や皿うどんの他、うどん、ラーメン、素麺など各種麺を製造しております。
創業以来、麺の食感や喉越しには徹底してこだわってきました。特にオリジナルの『低温熟成・冷風乾燥製法』によるモチモチした麺の美味しさは他の追随を許しません。
2.五島製麺のこだわり
『低温熟成・冷風乾燥製法』について
では、この五島製麺の一番のこだわりである『低温熟成・冷風乾燥製法』についてご紹介していきたいと思います。
『低温熟成・冷風乾燥製法』とは、ラーメンやちゃんぽんであれば60分、うどんであれば90分かけて温度を下げて熟成させ、さらに冷風で水分を抜いて乾燥させる製法です。時間をかけて乾燥させることにより、ゆっくりと水分が抜けていくので、麺になめらかな食感が生まれ、喉越しのよさが大幅にアップします。 一般的に行われている製造法に比べ、時間も手間も必要としますが、効率よりクオリティに重点をおくことで、こだわりの味を守り続けているのです。
3.五島製麺のこだわり『唐あく』について
五島製麺のもう一つのこだわり、それは『唐あく』です。
『唐あく』とはかん水の一種であり、かん水とは、中華麺の製造に使われるアルカリ塩水溶液のことです。かん水を混ぜることで、中華麺特有の風味・弾力などをもたせることが出来ます。
五島製麺で使用している炭酸成分入りの『唐あく』は、単なるかん水とは違います。長崎県では二社でしか作られていない、作り方も一子相伝・門外不出という非常に貴重なものなのです。この『唐あく』を入れていないと「本場長崎ちゃんぽん」と謳うことができないほど、伝統的なちゃんぽん麺や揚げ麺に欠かせない存在なのです。五島製麺ではこの『唐あく』を水で希釈し、ちゃんぽん麺と皿うどん麺に入れています。ちゃんぽん麺の強いコシと風味、そして皿うどん麺の口の中で弾けるようなサクサク感は、『唐あく』が生み出しているのです。
五島製麺で製造している長崎ちゃんぽん、皿うどん、サラダ麺にはすべて『唐あく』が使用されています。
当サイトでは、五島製麺で製造した商品を品揃え豊富に取り扱っております。ご自宅用から贈答用までご用意がございますので、是非皆様に本場長崎の味をお愉しみいただければ幸いです。